こんにちは!
来間(くりま)です。
9月も中旬にさしかかり、空気が秋めいてきました🍂
ここ最近雨続きで、あまり気温が上がらなかったのですが
今日は、久しぶりに青空が見えて30度越え!
久々の蒸し暑さを覚悟して家を出ましたが
空気はカラッとしていて真夏のムシムシ感はなく爽やかでした。
お!秋だ!
って思いました笑
湿気がないとグッと過ごしやすくなりますね☀️
今くらいの湿度が続いてくれたら快適だなぁ〜
と思いつつ、頭の片隅では今度は乾燥の時期がやってくるなぁ〜
と考えてました笑
乾燥対策の養生については前の記事で書いてますので
そちらもチェックしてください。
👉夏の隠れ冷えと乾燥に備える!季節の変わり目の「うるおい養生」
薬が見つからない!そんな時のレス灸!
秋っぽい空気になってきたとはいえ、まだチラホラ蚊を見かけますよね。
つい先日も蚊にさされて「かゆかゆ😭」となっていたんです。
虫刺されの薬を塗ろうと思って薬箱を漁ったものの、見つからず……
そこでふと頭に浮かんだのが、
「あ!お灸すればいいじゃん」というひらめきでした。
虫刺されにお灸って、ちょっと意外ですよね?
でも、実は結構「あり」なんです💡
ブヨに刺された地獄の思い出
思い返せば数年前、足の数箇所をブヨに刺されたことがあって。
ブヨに刺された経験なんて初めてだったんですけど……
あれ、めっちゃしんどいですね!笑
もちろんめちゃくちゃ痒いんですけど、大きく腫れて熱感も持ってて、
「あ、普通の蚊とは全然違う、強い炎症を起こしてるな」というのが一発で分かりました。
しかも、よりによって刺された場所が悪くて、足の裏とかにも刺されていて😂
数日間は本当に痒くて地獄でした。
そんな時に「お灸をしたらどうかな?」と思って調べてみたら
虫刺されにお灸をする
っていうのは、鍼灸師的には結構あるあるだったようで
色んな鍼灸師が痒みを抑えるのにおすすめしてました。(私はこの時に初めて知った笑
実際、やってみた所
劇的によくなる!ってわけではないですが
痒みの程度が下がって、過ごしやすくなったような体感がありました。
なぜ効く?お灸と最新研究の共通点
実はこれ、後から調べてみたらすごく理にかなっていました!
近年の研究データ(局所熱治療による虫刺されへの効果を検証した実世界研究)でも、
虫刺されの箇所に一時的な熱を加えることで、下記のようなことが得られるそうです。
- 痒みがスッと和らぐ
- 痒みのシグナルを脳に伝える神経をブロックする
- 虫の毒に含まれるタンパク質が熱で変性
- 血流促進により炎症物質が代謝される
この、局所に熱を加える適正温度も低すぎず、高すぎずが大切で
低いと上記のような効果を得れない。高すぎると火傷のリスクが高まります。
適温としては、約50℃前後
それでは、台座灸は皮膚にどのくらいの熱を加えられるかと言ったら
【せんねんきゅうの竹生島】という比較的ソフトな温度感の台座灸で
最高温度が55度前後
(※実験上の測定データによる)
この結果からも、台座灸でも虫刺されの痒みケアに役立つ可能性が考えられますね🙆♀️
【参考論文】
Metz, M., et al. (2023). “Local Thermal Therapy (Concentrated Heat) Effectively Treats Itch, Pain, and Swelling Caused by Insect Bites.” Acta Dermato-Venereologica, 103, 11592.
和田恒彦ほか (2017). 「間接灸の温度特性 – 台座灸、温筒灸、棒灸の比較 -」『日本東洋医学系物理療法学会誌』42巻2号, 65-72[cite: 1].
当時は「ちゃんとしたエビデンスないのかなぁ〜」なんて思いながらやっていましたが、
思いがけず理にかなったケアをしていたようです。
こうやって自分の身体で試してみる面白さや、昔からの知恵の不思議さを体感するのも、
東洋医学の醍醐味だな〜なんて思ったりします。
お灸のやり方
といっても、やり方は本当にシンプルです!
- 台座の裏のシールを剥がして、先に火を点けてから
虫刺されの気になるところにペタッと貼る。 - じんわり温かくなるのを楽しむ。
- 「あ、ちょっと熱くなってきたな」「耐えられないかも」と感じたら、我慢せずに途中で取り除く。
これだけです!
裏がシールになっているので、火を点けてからでも狙ったところに貼りやすくて便利ですよ。
もし火傷が心配な場合や熱すぎるのが苦手な人は、無理をせず途中で外してくださいね。
(※特に腫れがひどい時や、掻き壊してジクジクしている傷口の上には直接据えないように注意してください⚠️)
まとめ
もちろん、お灸をしたからといって
虫刺されの痕が魔法のように一瞬で消えるわけではありません笑
あくまで、お灸は痒みの程度の緩和に役立つということです。
現代は優秀な薬も沢山ありますので
状況に応じて取捨選択するための選択肢の1つとして
お灸があるんだなと思っていただければ幸いです😁
